2020年の現在、内閣には安倍晋三総理大臣を中心に12人の大臣がいます。
12人全ての大臣についての詳細は割愛しますが、それぞれ総理大臣によって任命され、国の政策の重要な役割を担っていることは言うまでもありません。
その中でも、現在『あやふやな答弁』で不安視されている地方創生大臣を務める北村誠吾大臣に注目が集まっています。
一体この北村誠吾が務める『地方創生大臣』とはどういった仕事をしているのかについて簡単にまとめてみたいと思います。
地方創生大臣の主な仕事とは?
実は地方創生担当大臣という正式なポストがある訳でなく、内閣府特命担当大臣の『地方創生』を主に担当する大臣のことを『地方創生担当大臣』という通称で呼びます。
地方創生とは、文字の通り都心以外の地方で行われる事業などの支援や、街の創生などに携わる内容を担当する仕事です。
都心だけに力を集中させるのではなく、もっと地方がそれぞれに力を発揮出来るような社会を作るということが大きな目的です。
また、北村大臣は公文書についての取り扱いについても担当しているということで、今回『桜を見る会』の招待者リスト(公文書)を巡っての質疑の最中に、言葉を詰まらせてしまい野党側から集中砲火を浴びることになってしまいまた。
これまで(歴代)の『地方創生大臣』には誰がいる?
これまで地方創生大臣を務めた人は、石破茂さん、山本幸三さん、梶山弘志さん、片山さつきさん、などがいらっしゃいます。
石破茂さんが2014年から再任含め2016年の2年間を務めた以外は、みな1年程で退任しています。
【動画あり】地方創生大臣の仕事は北村大臣につとまるのか?
こちらは今回、話題になってしまった国会の答弁で言葉をつまらせてしまう様子について報道の動画です。
見てるだけで頭の中が真っ白になってしまっているのが解りますね・・・。
ご年齢がご年齢だけに見ているこちらがなにやら痛々しく感じてしまうほどです。
野党でなくても、ツッコミどころ満載の答弁ですね。
と言うか『答弁』の体すらなしていません。
その他、地方創生北村大臣の公の場での発言
続いてこちらは令和2年1月7日に北村大臣が行った閣議後記者会見の模様です。
これはもう・・・あやふやとかそういう問題では無くて、ただの用意された台本を読んでいるだけに見えますね。
しかも、たったひとつの記者の質問に対する答弁ですら終始視線を落としています。
事前にどういった質問がされるのか知らされていて、それについての答弁を誰かが予め用意してそれを読み上げただけなのでしょうか?
こういったことは、政治の世界では一般的なのかもしれませんが、それにしてもただ用意された内容を読み上げるだけであれば、誰でも出来る・・・と思ってしまいます。
しかし、国の大臣クラスの仕事となると、自分が動いて何か行動を起こすというよりも、実際に仕事をするのは周りの頭の良い人達であって、大臣本人はそれなりのキャリアと交友を積んでいれば、後は表に立ってそれらしいことを国民に報告するだけで、ある意味誰がなっても同じなのかもしれませんね。
ただ、北村大臣の場合は残念なことに、それが上手に出来ずに『バレ』ちゃったのでしょう。
地方創生大臣の仕事は誰でもできる?
幹事長として毎回記者会見での発言が注目される菅官房長官ですが、その菅さんが『地方創生大臣』は誰でも慣れるとともとれる旨の発言をしています。
どういう意味で言ったのかその真意は不明ですが、『勉強不足、認識不足でも大丈夫な仕事』であることを公言しているととられても仕方の無いやりとりですね。
地方創生大臣の仕事ってなに?現在の北村大臣で大丈夫? まとめ
よく安倍総理の『任命責任』という言葉を耳にしますが、確かに本当にどのような考えがあって、北村誠吾さんを地方創生大臣に任命したのか聞いてみたいところです。
北村大臣は現在74歳と高齢ですが、政治の世界ではこれまで多くの経験をお持ちのはずで、北村大臣にしかできない仕事がきっとあるはずです。
単なる、順番待ちで大臣になったのでは?と思われないようにしっかりと仕事に取り組んで欲しいものですね。
とは言え、このご年齢の方に今更『しっかりやって欲しい』なんて言うのも気が引けますけど(笑)
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