【炎上】電通案件 とはいったいなにか?解りやすく説明!【100日後に死ぬワニ】は電通案件?

電通案件とは ネット
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Twitterで毎日更新されていたきくちゆうき氏による4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』が多くのメディアで取り上げられ、死へのカウントダウンが進むにつれさらに話題となりました。

そして最終回には本当に多くの注目が集まりました。

しかし、最終回を迎えると同時に、ツイッター上での4コマ漫画であったにも関わらず、書籍化、グッズ販売、そして映画化にまで話が進んでいる様子に違和感を感じている人も多いようで、『もしかして電通が関わっているのではないか?』という疑念を持つユーザーが増えており『電通案件』というワードがツイッターのトレンド一位になったことが2次的に話題となっています。

いったい『電通案件』とはどういう意味で、『電通』が絡んでいる『電通案件』はなぜ良い印象が持たれないのでしょうか?

今回は、この『電通案件』というワードについて過去の事例なども取り上げながら掘り下げてみたいと思います。

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【100日後に死ぬワニ】のブームで話題になった電通案件とはいったいなにか?

ご存知の方も多いと思いますが、『電通』とは『株式会社 電通』のことで、業界最大手とも言われており、世界規模でも5位に入る日本の広告会社です。

株式会社 電通 概要

広告代理店として単体では世界で最大(グループとしては5位)の売り上げ規模であり、連結売上高は2兆円を超える(2008年3月期決算による)。国内2位の博報堂の売上高の約2倍、3位のADKの売上高の約4倍と、名実ともに日本最大の広告代理店であり、「広告界のガリバー」の異名を持つ。

出典:Wikipedia

ただの広告会社?と思う人も多いかもしれませんが、世の中で大きく発展するビジネスはいかにうまく広告を出すかにかかっていると言っても過言ではなく、その広告の多くを手掛ける電通は芸能界や政界、スポーツ界などあらゆる業界に太いパイプと影響力を持つ会社なのです。

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なぜ電通案件だと否定的に見る人が多いのか『100日後に死ぬワニ』の場合

『100日後に死ぬワニ』は始まった頃は無名だったきくちゆうき氏によってツイッターにアップされた4コマ漫画であり、100日後に死ぬことを前提に主人公のワニくんの何気ない日常を描いたものです。

ストーリーや展開、ギャグなどの要素はほとんどなく、本当に何気ないワニ君の日常が描かれているだけなのですが、コマの最後に日々『死ぬまで〇〇日』と記されていることで、誰にでも訪れる死を意識させる内容になっており、これまでのマンガに関する価値観を大きく変えただけでなく、多くの人達の注目を集めることになりました。

もちろん、宣伝や広告によって知られるようになった訳ではなく、見た人が『何かを感じ』リツイートしたことで話題となり広がっていったものであり、商業的なことを抜きにした『純粋なブーム』と言えるのです。

そんな、純粋なコンテンツと思っていたのに、電通というプロ集団による企画だったとしたら・・・ちょっと残念な気になりますよね。

このように電通案件=商業的というイメージがあるため、『100日後に死ぬワニ』が電通案件であるという噂が立ったことで否定的に見る人が増えたという訳です。

『100日後に死ぬワニ』はなぜ電通案件疑惑で炎上したのか

『100日後に死ぬワニ』が101日目で炎上した、という記事が出回っています。

世の中には多くの『電通案件』が溢れているのにも関わらずなぜ、『100日後に死ぬワニ』の電通案件疑惑がこれほどまでに炎上しているのでしょうか?

流行の波が大きくなればなるほど『アンチ』という存在が出て来る

どんなに人気があって好感度の高いタレントさんであっても、その認知度が上がれば『アンチ』という存在が必ず出て来ます。

この『100日後に死ぬワニ』についてはテーマが解りやすく、かつ命と言う誰しもに関係する内容であるためアンチは出にくい状況ではありましたが、『電通案件疑惑』はそのアンチが発生するきっかけになったものと思われます。

人は流行が好きだが作られた流行(電通案件)に乗せられるのは好きじゃない!

『100日後に死ぬワニ』は無名の作家が個人レベルでツイッターにアップしたことから始まり、多くのユーザーが『自分でみつけた良いもの』という認識でRTをして大きな流行の波へと発展しました。

もし、この波が一企業によって操作されて作られたものだとしたら、なんとなく『踊らされてしまっている』ような気分になりますよね。

人は流行が大好きですが、それが作られたものだと知ると冷めてしまうという習性があるんですね。

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『100日後に死ぬワニ』は本当に電通案件なのか?作者は関与を否定

誤解の無いように言っておきますが『100日後に死ぬワニ』の最終話以降の書籍化、映画化等が電通案件であるということは作者のきくちゆうき氏はコラボを発表したいきものががかりの水野さんとの対談動画の中でキッパリと否定しています。

本来であれば広告会社が間に入りアーティスト等をブッキングしたりして流行の波は作られのが一般的ですが、いきものがかりの水野さんも『100日後に死ぬワニ』の一読者に過ぎなかったというのが事実のようです。

つまり、『もしかして電通がからんでいるのではないか?』とみんなが勘違いするぐらいこの4コマ漫画は多くの人の心を揺り動かしたと言えます。

また、『100日後に死ぬワニ』はそれぞれが『生きる』ということにつて改めて考え直すきっかけになっただけでなく『SNS発信の可能性』を改めて感じさせることになりました。

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これまでにあった電通案件とは?

電通が手掛けている広告とひとくちに言っても、その範囲は本当に広く、イベント企画からテレビCMのキャッチコピーなど、とにかく『人を動かす』プロフェッショナルです。

『そうだ京都行こう!』『鼻セレブ』『角ハイボールがお好きでしょ』など、どこかで聞いたことのあるキャッチコピーや『進撃の巨人展』や『ワールド・ベースボール・クラシック』といったお馴染みのイベント、コンピューターVS人間の将棋対決など、その仕事は本当に多岐に渡ります。

また、ハロウィンや恵方巻の習慣も電通案件と言われており、それを知った人が『恵方巻はもうしない!』と言い始めるという事象もあるぐらいなのです。

そんなことからも『100日後に死ぬワニ』が電通案件だったのではないか?という噂が立ってしまったのでしょう。

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【まとめ】電通案件 とはいったいなにか?『100日後に死ぬワニ』

確かに、最終回を迎えた翌日にいきなりバンダイやヴィレッジバンガードがグッズ販売開始し、有名アーティストのコラボ、そして書籍化、映画化と商業的な企画が始まったことに違和感を覚えました。

書籍化までは解りますが、流石に映画化はどうかと(笑)。

しかし、これらの動きも作者のきくち氏が考えた『100日後に死ぬワニ』という死へのカウントダウンと共にワニ君の日常を描くというこれまでにない手法が、多くのユーザーだけでなく企業までもが注目することになった結果だと思います。

そして、それまで大きなヒット作もなかったきくち氏が企業からのオファーを受けるのも当然と言えば当然な気もしますので、作者のきくち氏に対しては『純粋な人』というイメージしかありません。

とは言え、大人達がよってたかってお金にしようとしてる感は否めませんけどね(笑)

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