【豆知識】『建国記念日』と『建国記念の日』の違いってなに?呼び方が2つある理由とは?

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2月11日はご存知の通り『建国記念の日』として一般的には学校や会社は休日となります(お休みじゃないって人も多いと思いますが)。

よく、『建国記念の日』のことを『建国記念日』と言う人がいますが、実は『建国記念日』という記念日は無いってこと、ご存知でしたか?

正しい呼び名は『建国記念の日』です。

『え?単に“の”って文字があるか無いかだけでしょ?』と思われるかもしれませんが、正にその通り!(笑)。

しかし、厳密に言えばこの“の”があると無いとでは意味が全く違ってくるのです。

今回はこの『建国記念日』と『建国記念の日』の違いと、なぜ『建国記念“の”日』が正しいのかについて簡単に説明したいと思います。

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建国記念日と建国記念の日には明確な違いがある

単に「の」は入るか入らないかの違いではありますが、この二つには完全な違いがあります。

それについて掘り下げていくと、日本という国が世界的に見ても非常に珍しく、深い歴史を持っているということが判ります。

建国した日がハッキリしている場合は建国記念日!

建国という言葉の意味は国が国として定められた日です。つまり『国が出来た日』ですよね。

例えばアメリカ合衆国であればイギリスから独立した日が建国した日となります。

フランスで言えば、バスティーユ監獄への襲撃が行われた日、つまりフランス革命を記念した建国記念日があります。

それぞれ、『建国』したとされる日がハッキリと解っている訳です。

ですから、それぞれ国によって名前はありますがどれも『建国記念日』と言っても差し支えありません。

『建国記念の日』は日本独自の言い回し

日本の建国記念日の場合、ご存知の方も多いかもしれませんが、2月11日は神話の中に登場する神武天皇が天皇として即位された日とされる日です。

とは言えこれはあくまでも『神話』の中の話であり、神武天皇が実在した人物かどうかさえ実はハッキリと解っていません。

そのため、『日本が建国された日』というのはハッキリと解らないというのが実際のところなのです。

言い換えれば、それだけ日本という国の歴史は長く、遥か昔から独自の文化を育んできた貴重な国とも言えます。(もちろん、貴重じゃない国なんてありませんけどね。)

ですから、建国記念の日は『建国記念日』を祝う日ではなく『建国したことを記念する日』として神話に出て来る2月11日を採用した、という訳なのです。

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日本が世界最古の国って本当?

他の国のように『建国記念日』がハッキリしない、それぐらい昔からひとつの国として存在していた国というのは日本以外にありません。

ですから、今現在では日本が最古の国とされるのは当然のことです。

もちろん、日本よりも古い国もかつであったはずですが、他国との争いに負けたり、自然災害などで済む場所を失ったりで、現在まで残っている国は無いのでしょう。

日本は、島国のため他の国からの攻撃を受けにくい、というのがこれまでひとつの国として存在し続けた大きない理由だと思われます。

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【豆知識】『建国記念日』と『建国記念の』の違いってなに?まとめ

いかがでしたか?『の』が入るのと入らないでは大きな違いがあることがお解りいただけましたでしょうか?

同時にこの『日本』という国に対して誇りを感じることが出来たのではないでしょうか?

よく、『日本人は〇〇がダメ』という風に自国を蔑むようなことを言う人がいます。確かに今の日本は、急激に近代化が進んでしまったせいで、何か大切なものを失ってしまったように見えます。

しかし、先人が残したこの地と精神が脈々と我々の中に受け継がれているからこそ、世界のことを冷静に見渡せる視点を持つことが出来ているのだということを忘れてはいけないと思います。

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