2020年のR1グランプリの本戦が終了し、今年のR1グランプリ優勝はM1にも出場経験があるマヂカルラブリーのボケ担当、野田クリスタルさんに決定しました。
野田クリスタルさんはゲームのプログラミングのスキルを持っている異色の芸人さんで、今回のネタは自分で考えたゲームを基本としたものでした。
実際に『野田クリスタルが作ったゲームが天才的で面白い!』とYoutube等で話題になっている程の才能の持ち主だそうです。
そんな野田クリスタルさんがマヂカルラブリーとしてM12017に出場した時に、審査員の上沼恵美子さんに酷評されたことで現場が一瞬凍り付いた場面がありました。
今回のR1グランプリのエンディングでも審査員の友近さんが上沼恵美子さんの真似でコメントしたり、最後には『恵美ちゃんありがと~!』と叫ぶシーンが印象的でしたよね。
今回は、2017年のM1グランプリで上沼恵美子さんと野田クリスタルさんの間でどんなやり取りがあったのか振り返ってみたいと思います。
野田クリスタルのマヂカルラブリーが2017年のM1で審査員から低評価を食らう
R1グランプリで披露したゲームネタもかなりシュールな笑いでしたが、マヂカルラブリーとしてのネタもかなりシュールで独特なものでした。
会場からの笑いは多少あったものの、審査員の評価点数は全て80点台という低評価で、司会の今田耕司さんも苦笑いしながら、審査員にコメントを求めるしまつでした。
そこから、野田クリスタルさんと相方の村上さんは『上沼恵美子さんを笑わす』ために頑張ろう!と決意したそうです。
その考え方が素晴らしいですよね。
野田クリスタルさんが2017年のM1で言われた上沼恵美子さんからのキツイ一言
審査員の渡辺正幸さんがフォロー入れつつ真面目なコメントをした後、上沼恵美子さんにコメントを求めると上沼恵美子さんは顔を下にうつむけたまま『ゴメン聞かないで』とピシャリ!
続けて『「好感度を上げようと思ったら、審査員もね、いい点を押したらいいわけです。でも、本気で挑んでるんで、みんな。本気で私も挑んでます」』とコメントするとすかさず野田クリスタルさんが『本気でやってるから!』と反論するも『こっちも本気やっちゅーねん!』と叱られ何も言えなくなってしまいました。
今田耕司さんの『頑張ってるんですよ』というフォローに対して上沼さんが『頑張ってるのは解るけど・・・好みじゃない!』とさらにピシャリと言われ、2人とも何も言えなくなってしまいました。
ネット上では『好み』で審査するべきじゃない!と上沼恵美子さんへの批判も多かったようですが、これについては上沼さん独特の表現であって『好みじゃない』というのは単純に『笑えなかった』という意味で至極真っ当なコメントなんだと思います。
上沼恵美子さんからのダメ出しをパワーに変えて優勝した野田クリスタルに拍手!
以前にスーパーマラドーナの武智さんや、とろサーモンの久保田さんがM-1終了後に上沼恵美子さんを批判した内容をネット動画配信し、ちょっとした炎上騒ぎになりました。
野田クリスタルさんはふてくされて文句を言うのではなくR-1という舞台で優勝して『恵美ちゃんありがと~!』と(皮肉を込めて?)しっかりと笑いに変え、結果として見返したことは本当に凄いですよね。
摩訶不思議なキャラクターの野田クリスタルさんですが、これからの活躍を期待したいと思います。
コメント