夕方、各局で放送されているニュース番組。何か事件が起こるたびに街中でインタビューが行われています。
さしさわりの無い意見から、鋭い意見、面白い受け答えまでその内容は様々です。
最近ではバラエティ番組でのヤラセ問題がクローズアップされていますが、、真実を伝えるはずのニュース・報道番組の街頭インタビューでも多くの仕込み、つまりやらせが行われていることをみなさんご存知でしたでしょうか?
ニュースの街頭インタビューが『ヤラセ』であることを証明する動画
注意深くニュース番組を見ている人の中には、『あれ?この人前にも別のインタビューで答えていたのでは?』と気づく人もいると思いますが、多くの人はなんとなく聞き流していると思います。
インターネットの普及によって、これまでテレビで平然と行われてきた『やらせインタビュー』の実態が浮き彫りになっています。
そんな、ニュースのやらせインタビューをまとめた動画もYoutubeなどでアップされています。
ニュース番組でヤラセが無くならない理由は大きく分けて二つある
昔からバラエティ番組のヤラセについては時々問題視されることがありますが、真実を伝える使命がある報道ニュース番組でのヤラセについては軽視できません。
そんなニュース報道番組でのやらせ街頭インタビューが無くならない理由は大きく二つあります。
ニュースやらせ街頭インタビューが無くならない理由 その1 『時間の節約』
都内の駅前などでたまにマイクを持った人とカメラマンが街頭インタビューを行っているのを見かけます。寒い日や暑い日に長時間かけて『使えるコメント』をゲットするのは大変なことだと思います。※このことからも全てのニュースの街頭インタビューがやらせであるわけではありません。
特に今の時代は、ネットなどに動画が残ってしまうリスクがあるため、多くの人が街頭インタビューに答えることを躊躇すると言います。
しかし、売れない役者などにバイト代を渡してそれらしいコメントを言わせれば、撮影時間は数分で終わります。
そこに悪意は無いとしても、インタビューした形だけでも残しておけば視聴者は納得するだろうと軽く考えていることが判りますよね。
もう、『街頭インタビュー』自体止めてしまえばいいのにって思います。
ニュースやらせ街頭インタビューが無くならない理由 その2 『世論操作』
国民の生活に浸透している『テレビ』は私たちが思っている以上に大きな力を持ってます。
街頭インタビューを捏造して流すことで、『世の中の声はこんな感じです!』と『一般的な世論』を作り出すことが出来るのです。
普段、あまり物事を考えていない人達は、そういった街の声を聞いて自分も同調することによって、さらに考えることをしなくなります。
つまり、あまり国民に『考えさせないようにする』ことが可能になるんですね。
そんなことある訳ない!と思う人も多いかもしれませんが、残念ながらそれは当たり前のように行われています。
たかがニュースの『街頭インタビュー』かもしれませんが、大きな力を持ったテレビが行うことで大きな影響力があることを私達は知っておく必要があります。
報道番組やニュースの街頭インタビューで『やらせ』が無くならない理由 まとめ
『何も考えずにテレビばかり見ているとバカになる』というのは本当のことだと思います。
ネットが普及して、多くの注目がネットに集まりつつある今、テレビは焦っています。
そのせいもあって、テレビはついつい過激な内容や、視聴者の興味をそそるような内容ばかりを放送します。
大切な法案が議論されている最中に、タレントの不倫騒動ばかりをこぞってワイドショーで放送するのは、なにもテレビ側だけが悪いのではなく、何も考える必要がなく、自分以外の人間を叩いているだけで安心できるような内容を好んでしまう我々にもこの問題は責任があるのではないでしょうか。
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