【問題提起】なぜ『元女子サッカー選手』が『詐欺の受け子』になったのか?

元女子サッカー選手受け子 ニュース
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埼玉県で会社員の女が特殊詐欺の金品を受け取る役回りである『受け子』として逮捕されました。

その逮捕された女がなでしこリーグ1部のジェフ千葉レディースやINAC神戸に所属していた『元女子サッカー選手』であることが判り、サッカーファンの間では逮捕された元選手とは一体誰なのか?と様々な憶測が飛び交っているようです。

現在、警察はこの女についての情報を開示していませんので、名前などの詳細は解りません。

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お金に困っていた?なぜ女子サッカー選手が特殊詐欺に加担したのか

以下は埼玉新聞より抜粋した事件の概要です。

浦和西署によると、女は特殊詐欺で金品を受け取る「受け子」。2日に詐欺未遂容疑で蕨署に逮捕された住所不定、職業不詳の男(22)が見張り役か指示役とみられる。

2人の逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀し、1日午後2時ごろから数回、さいたま市桜区の無職男性(77)方に警察官をかたり「あなたのキャッシュカードが偽造されている。新しいカードにする必要がある」「これから取りに行く」などと電話し、カードをだまし取ろうとした疑い。

午前11時半以降に戸田市、午後1時半ごろから桜区などで、詐欺の予兆電話があり、県警で警戒。戸田市内のファストフード店で、複数のスマートフォンを所持する男と、スマホをしきりに気にする女を不審に感じた警察官が、2人の動向を警戒していた。

女は午後3時すぎ、店を出て男性方へ向かう途中の桜区内で職務質問されて逮捕。男も店を出た後、職務質問され逮捕された。

引用元:埼玉新聞

うーん、なんの擁護もしようがない普通の犯罪者ですね。

しかし、『元女子サッカー選手』と聞いてしまうとなんとなくモヤモヤとした気持ちになるのは私だけでしょうか。

ここからは完全に私の個人的な意見なので、軽い気持ちで読んで頂ければと思います。

犯罪に手を染めてしまう『元スポーツ選手』達

一線で活躍していた選手でも、そうでない選手でも引退した後に犯罪を犯してしまう人は少なくありません。(もちろんごく一部ですが)

彼らはスポーツに一心不乱に打ち込んできただけに、普通の社会人としてのスキルを身に付けている人が少ないというのは想像するにたやすいですよね。

だからと言って、犯罪が許される訳ではありませんが、スポーツを始める時に『もし、怪我でスポーツが出来なくなったら』『戦力外通告を受けて続けられなくなったら』など色々なケースに対してのフォローが少ないのでは無いかと思うのです。

この受け子として逮捕された『元女子サッカー選手』も同様ですが、恐らくこれまでサッカーに打ち込んできて、それなりに注目されたこともあったでしょう。

そしてその自分のアイデンティティの多くを占める『サッカー』が無くなった時の喪失感と絶望感はかなりのものだと思います。

もちろん、それなりのリスクも覚悟したうえで自分で選んだ道ですから、自己責任と言えますが、スポーツ選手は普通の仕事に比べて突然仕事を失うリスクが高い職業です。

一線で活躍する選手に超多額の報酬が支払われるというのも夢がある話ではありますが、不本意ながら仕事を失ってしまった選手と、人気の『商業スポーツ』で活躍する選手との間に差があり過ぎるように感じます。

お金の問題だけではありません。

2020年、日本でオリンピックが開催されることにより『スポーツ』に対する人の意識にも少しずつ変化が出て来るでしょう。

『スポーツに打ち込め!』という精神論だけでなく引退した後のことも含めて、その人の人生を大切に出来る様な周囲の環境や選手の思考力をフォローすることがこれからのスポーツ界には必要なのではないかと思うのです。

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