先週の台風の影響で甚大な被害を受けた千葉県。
これほどまでに復旧が遅れているのは政府の対応含め想定以上の被害であったことを示しているのだと思います。
少しずつ復旧に向かっている様子がテレビでは報じられており、東京電力のHPでも全ての停電が解消され、現在は0軒であると表示されています。
しかし、実は現在も146軒もの家が停電状態であることが解りました。
これ、もし自分の家だった不安になりますよね~。
誰が言い出したか知りませんが『隠れ停電』と言われています。
『隠れ停電』なんて言葉では済まされない悲惨な状況
『隠れ停電』じゃなくて『隠し停電』や『置き去り停電』の方がしっくりきます。
隠れ停電146軒のうち19軒については本日27日までの復旧が見込めているとのことですが、一体どういう理由でこういった『隠れ停電』のような事象が起きるのか徹底的に調査する必要があると思います。
幹線以外の送電を把握出来ていないなら『停電ゼロ』と表示するべきじゃないですよね。
停電によって生活に支障が出ることはもちろんのこと、世間的に『停電ゼロ』になったという認識のまま停電状態にあることはより心配になってしまうと思います。
避難所は閉鎖となり、自衛隊も撤退していく中、自分の家の電気の復旧が進まない状況なんて想像しただけでも真っ暗な気持ちになります。
隠れ停電は天災じゃなく人災と言える
これから先、どんどん新しい災害が出て来て『想定以上の被害』が出ることが予想されます。
当然、災害となれば停電などの生活に支障が出る場面があるのは当然のことです。
しかし、その災害に対する対応については人間次第で向上できるものだと思います。
一生懸命、復旧作業にあたっている人達もいる訳で、このことを批判するつもりはありませんが、今回のことを今後の災害対策に役立てていければ良いと思います。
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