高知県須崎市を舞台に繰り広げられているカワウソのゆるキャラ、しんじょう君とちぃたんが酷似してる問題。
どちらも一歩も引かずにかなり泥沼化していましたが、仮処分申請が却下されたことで『ちぃたん☆』の使用、活動の停止はしなくて大丈夫になったようです。
話は『ゆるキャラ』ですが、大人のゆるくない事情があるようですw。
ちぃたん☆としんじょう君の酷似問題が起こった理由と経緯
まず最初、2013年に須崎市が市の公式キャラクターとしてしんじょう君を誕生させました。
このキャラクターは市の公式のため税金などで作られているものと思われます。
そして、いっぽうの『ちぃたん☆』は実はクリーブラッツという『仮面女子』などのアイドルグループも所属している芸能事務所が手がけていて、権利を持っているキャラクターなのです。
なぜ、クリーブラッツが市の観光大使のキャラクターを手掛けたのか
このクリーブラッツという芸能事務所は元々コツメカワウソを飼育していて、そのカワウソの可愛い仕草などをYoutubeにアップしており、そこそこ再生回数もあったようです。
そして、その芸能事務所はこの本物のカワウソの『ちぃたん☆』の観光大使就任を市に立候補し、市はそれを受け入れたという形です。
しかし、話はそこで終わらず、クリープラッツはこの『ちぃたん☆』をしんじょう君のデザイナーに依頼をして同じような顔立ちのゆるキャラを誕生させ、そのまま観光大使を自称していたということなんですね。
市としても、最初は黙認していたようですが『ちぃたん☆』の過激なYoutube動画がテレビなどが拡散されるようになると、市に対して『子供がマネする』『暴力的』などの批判が集まったため、市が『ちぃたん☆』の活動停止を求めているという訳です。
グイグイと市に近づいて仕事を取ったクリーブラッツってかなりしたたかな芸能事務所ですね(笑)。
と言うか、ちょっとガツガツし過ぎてる気がします。途中に市と話合うことも出来たはずなのに、ここまで話が拗れてしまったのは、『自分達の方が人気があるのに、なんでダメなの?』ぐらいにしか考えて無かったからではないでしょうか?
おそらく、しんじょう君(須崎氏)側はちぃたん側を控訴すると思われる
市としてはあくまでもPRのためのキャラクターですが、ちぃたん☆は完全にお金儲けのために大人たちが考え出したキャラクターですからねw。
しかし、お金儲けであっても、PRであっても基本的なノウハウは同じなはずですから、なんとか落としどころが見つかるといいですね。
実際、しんじょう君の知名度も上がって市のPRにも結果的には繋がってますしね(笑)
どちらにしてもなんとか、首の皮が繋がったちぃたん☆ですが、これからの活動はあまり過激に出来なくなるかもしれませんね。
放送中止となった幻のアニメ『ちぃたん☆』の放映はあり得る野でしょうか?(笑)
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