今現在、喫煙出来る場所がどんどん減っている中、さらに4月から改正健康増進法が施行され、このままタバコという文化は無くなっていくのではないか?と思われましたが・・・
煙も灰も出ない『かぎタバコ』や『無煙たばこ』と呼ばれる新たな形となって、この先は定着していくかもしれません。
加熱式タバコでお馴染みの『glo』を販売しているブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BAT)が新たに無煙たばこ(嗅ぎたばこ)『VERO(ベロ)』の発売を発表したことで、さらに無煙たばこ(嗅ぎたばこ)の認知度は上がって行き、日本の市場にも普及していく(いかされる)と思います。
これまでもJTから「ゼロスタイル・スヌース」などの無煙たばこ(嗅ぎたばこ)が発売され、タバコ専門店などで販売されていましたが、JTはどちらかと言えば加熱式タバコに力を入れていたのかコンビニ等で無煙たばこ(嗅ぎたばこ)「ゼロスタイル・スヌース」を見かけることは少なかったように思います。
今回は、4月からの法改正以降、無煙たばこ(嗅ぎたばこ)『VERO(ベロ)』がコンビニで買えるようになるのかを考察してみたいと思います。
コンビニにおけるタバコ(無煙たばこ以外)の売上割合はどのくらい?
2008年にタスポ(自販機でタバコを購入するためのカード)導入によってコンビニのタバコの売上割合は17%から22%へ5%も増加しています。
そして、これをきっかけに年々タバコの売上割合は増えており、現在のコンビニでのたばこの売上割合は場所にもよりますが平均約25%とされています。
ご存知の通り、たばこ販売は利益率が非常に低い商品ですが、廃棄もなく販売スペースも少なく管理が楽なためたばこを販売しているコンビニにとっては大切な商材になります。
また、たばこを買うためにコンビニ立ち寄り、他の商品を買うというお客が多く、集客の意味でもタバコ販売は大きなメリットとなります。
ですから、コンビニにとっては『タバコを販売すること』は店の為にも必要なことだと言えるのです。
無煙たばこ(嗅ぎたばこ)『VERO(ベロ)』はコンビニで買えるようになるか?
今回、基本的に無煙たばこ(嗅ぎたばこ)『VERO(ベロ)』の販売は2月13日から「VELO(ベロ)」オンラインストアで行われます。
実店舗での販売は福岡市内のファミリーマート及び一部のたばこ取扱店限定となっているようです。
しかし、4月からの改正健康増進法の施行によりさらに『煙が出るたばこ』に対しての締め付けがきつくなるため、恐らく全国のコンビニエンスストアでも無煙たばこ(嗅ぎたばこ)『VERO(ベロ)』は買えるようになるのではないでしょうか?
福岡のコンビニで先行販売!無煙たばこ『VERO(ベロ)』はどんなタバコ?
法改正直前の販売ということで話題に上がっていますが、無煙たばこ(嗅ぎたばこ)自体は珍しいものではなく、これまで日本でもタバコ専門店や、品ぞろえが豊富なタバコ屋さん等では普通に販売されていました。
しかし、やはり喫煙者は煙を吸い込むタバコを好む傾向にあることや、無煙たばこ(嗅ぎたばこ)の味が苦いため日本では定着していないのが現状です。
これが、喫煙者の心の声だと思います(笑)
無煙たばこ(嗅ぎたばこ)の使い方
無煙たばこ(嗅ぎたばこ)は体に害は無いのか?
無煙たばこ(嗅ぎたばこ)とは、タバコの葉の成分(ニコチン)を口の粘膜から摂取するもので、これまでの火をつけて煙を吸い込むことで肺から成分(ニコチン)を摂取する従来のタバコとは全く異なったものと言えます。
しかし結局は、一度体にニコチンを取り込み『中毒状態』になることで次にニコチンを摂取した時に『リラックス』したような気分になるということには変わり在りません。
たばこそのものに精神をリラックスさせる効果がある訳ではありませんし、ニコチンはタバコという植物が作り出す『毒物』であることには違いは無いのです。
ですから、タバコが体に害があるかどうかは『ニコチンの毒性』について調べてみれば解ることだと思います。
【まとめ】無煙たばこ(嗅ぎたばこ)『VERO(ベロ)』はコンビニで買える?
コンビニにとっては、法改正によってタバコの売上が減ることは死活問題にもなります。
そういったことを考えると、今のところ無煙たばこ(嗅ぎたばこ)『VERO(ベロ)』は福岡市内のコンビニでの先行販売のみとなっていますが、4月以降は徐々に全国のコンビニで無煙たばこ(嗅ぎたばこ)『VERO(ベロ)』を買えるようになるのではないでしょうか?
そして、これまでのようにコンビニのレジの後ろに何十種類もの『煙が出るタバコ』が並んでいるようなことは少なくなっていくのだと思います。
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