現在通信会社であるKDDIがキックボードシェアリングサービスのLimeに出資し、福岡で実証実験を行ったことが報じられました。
KDDIは電動キックボード屋さんでも始めるのでしょうか?
実は、この電動キックボード事業はキックボードを販売するためのものではありません。
ではKDDIには一体どんな考えがあって、この電動キックボード事業に出資をしたのでしょうか?
どうして通信会社のKDDIがキックボードのシェアリングサービスに出資?
一見、通信とは無関係と思える電動キックボードですが、ここに『観光』という要素が加わると、通信業務に大きく関係してきます。
KDDIではこのキックボードシェアリングのサービス事業だけでなく、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてホテル事業を展開して行くことを検討している旨が23日に発表で解りました。
その際に、ホテルの宿泊客に電動キックボードを貸し出すことで移動の利便性や、飲食店への顧客の取り入れ、スマホとの連携など考えようによって可能となるサービスは無限大になるんですね。
自転車を貸し出しているホテルもありますが、電動アシスト自転車だとコストもかなりかかりますし、置く場所も取りメンテナンスも大変ですが、キックボードなら倉庫にしまっておける大きさでメンテナンスも楽ですよね。
ホテルなど宿泊施設でのキックボードの貸し出しは世界的に主流になりつつある
僕はあまり海外旅行の経験はないのですが、友人の話などを聞くと、ヨーロッパやアメリカのホテルでは結構このレンタル電動キックボードを装備しているホテルが多く、実際に電動キックボードを使って、市内観光する利用者が増えているようです。
そこに早くに目を付けたのがKDDIなんですね。
行動を走るとなると、これから先の交通安全に関する啓もう活動や、法整備なども行わないと日本でこのキックボードが普及するのは難しい気もしますが、電動キックボードで颯爽と移動する人達が増えるとなんか楽しくなる気がしますね。
残念ながら既に出遅れ、KDDIのキックボード事業参入は遅いとの声も・・・
まだ、日本の街では電動キックボードを見ることは少ないような気もしますが、一部のユーザーからは『出遅れ感は否めない』という厳しい声もあるようです。
キックボートの前に電話のサービスをもっと充実させて欲しいという声もあるようですので、KDDIのキックボードレンタル事業は前途多難と言えそうです。
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