テセウスの船で話題の『はっと汁』ってどんな料理?名前の由来は?

テレビ
登米市公式サイトより引用
スポンサーリンク

TBSで放送されている竹内涼真さん主演の日曜劇場ドラマ『テセウスの船』が面白いとツイッター等ネットの口コミで話題になっていますね。

私も毎週楽しみにしているのですが、物語もクライマックスに突入といった感じで、数秒も見逃せない展開になっています。

ドラマの人気に伴って物語に登場する『はっと汁』という料理が話題になっています。

今回はドラマ『セテウスの船』・・・ではなく、この『はっと汁』という郷土料理についてや、名前の由来等について掘り下げてみたいと思います。

スポンサーリンク

『はっと汁』ってどんな料理?材料や味は?

『はっと汁』は東北地方、特に宮城県の登米で食されている郷土料理です。

はっと汁の『はっと』とは小麦粉に水を加えて耳たぶぐらいの固さになるまで練り上げて、時間を置いてねかせ熟成させた生地を指で薄く伸ばしたものを指します。

『はっと』を茹でて小豆やずんだ、荏胡麻などと絡めて食べる場合もありますし、醤油で味付けした汁に野菜やキノコ、鶏肉などと一緒に茹でて食べるのが『はっと汁』という訳です。

『すいとん』と『はっと』の違いは?

実は、『すいとん』と『はっと』は大きな違いはありません。ただ、すいとんは基本的に汁ものとして食べる場合が多いですが、はっとはずんだや小豆と絡めて食べる場合も多いとのこと。

また、東北地方では『はっと』と呼ばれるのが一般的となっています。

小麦粉を水で溶いて練る、というシンプルな料理なだけに日本中色々な場所で食べられているのは納得です。

その中でも、東北地方での『はっと』は、東北人のソウルフードと言えるのかもしれませんね。

『はっと汁』の作り方&レシピはコチラ

スポンサーリンク

『はっと汁』という郷土料理の名前の由来は?

なぜ東北地方でこの小麦粉を練ったものが『はっと』と呼ばれるのかという由来については、諸説あるそうですが、あまりにもはっとが美味しく簡単に作れるため農民が小麦ばかり作るようになってしまったことから領主がこの料理を『ご法度』、つまり禁止したことから『はっと』と呼ばれるようになったそうです。

なんて・・・知ったかして書きましたが、実はこのトリビアははっと汁が登場するドラマ『セテウスの船』に出演している鈴木亮平さんがツイートしていた内容です(笑)

本人も『へぇ』と納得していましたが、確かに『へぇ』となるちょっとしたトリビアですよね。

スポンサーリンク

セテウスの船では『はっと汁』に青酸カリ!?

少しネタバレになるので、詳細は避けますがドラマ『セテウスの船』では小学校のお楽しみ会で作られた大鍋の『はっと汁』に青酸カリが入れられ大量殺人が実行されるか否か??という場面がドラマのキーポイントとなります。

どことなくカレー事件を彷彿させるような感じですが、物語自体は平成元年と現代との間の『タイムトリップ』を軸としていて、親子愛、家族の絆がテーマになっています。

タイムトリップして自分が生まれる前の父は母と対面する・・・この辺りは『バックトゥザヒューチャー』の設定といった感じですね(笑)

主演を務める竹内涼真さんや鈴木亮平さんの迫真の演技も見どころのひとつです。

ドラマでは青酸カリうんぬんと話がややこしくなりますが、何度も画面に映し出される『はっと汁』はとても美味しそうで、ドラマ放送後は毎回トレンドに上がるほどだそうです。

久々に見どころのあるドラマとなっていますので、興味がある方は是非ご覧ください。

動画配信paravi(パラビ)

コメント