ウッチャンこと内村光良は、今や『NHK紅白歌合戦』の司会を複数回務め、『世界の果てまでイッテQ！』をはじめ数多くの番組で活躍する国民的タレントである。まさに“テレビで見ない日は無い”と言ってよい存在だ。
しかし、不思議なことに テレビ朝日（テレ朝）の番組には長年出演していない。
芸能界では“テレ朝出禁”と語られることもあり、その背景には業界でも触れにくい“ある騒動”が関係しているとされている。
本記事では、ウッチャンのテレ朝出演が途絶えた経緯と、芸能界で語られるタブー視の背景について整理していく。
ウッチャン（内村光良）はいつからテレ朝に出ていないのか？
内村光良がテレビ朝日に最後に出演したレギュラー番組は、伝説のバラエティ『内村プロデュース』である。
レギュラー放送は 2005年9月 に終了し、その後 2008年3月の復活特番 を最後に、ウッチャンがテレ朝の番組に登場することはなくなった。
以降、日テレ・NHK・TBS・フジでは多数のレギュラーを持つ一方で、テレ朝だけは出演が途絶えたままである。
テレ朝出演が止まった背景には“徳永有美アナとの関係”があるとされる
当時、『内村プロデュース』でアシスタントを務めていたのがテレビ朝日の徳永有美アナ。
彼女は当時、テレ朝ディレクターのA氏と結婚しており、いわゆる“社内エース夫婦”として期待されていた。
しかしその裏で、A氏のDVがあったという話も報じられ、徳永アナが悩みを内村に相談していたことが2人の関係のきっかけになったとされている。
その後、内村と徳永アナが温泉旅行に行ったという報道が週刊誌に掲載 され、事態はテレビ業界全体を巻き込む大きな騒動へと発展した。
さらに、
- 徳永アナ
- A氏（夫）
- 内村光良
- テレ朝幹部
の4者による“話し合いの場”が設けられたものの、現場は怒号が飛び交う修羅場だったと業界で語られている。
この一件をきっかけに、内村光良とテレビ朝日の関係が極端に冷却化したと言われている。
ウッチャンと徳永有美アナの結婚は“テレビ業界でタブー扱い”
その後、内村光良と徳永有美アナは正式に結婚し、現在は2児に恵まれている。
しかし、当時の経緯がセンシティブであるため、 テレビ番組では2人の馴れ初めや騒動について語られることはほとんど無い。
“触れてはいけない話題”として扱われているのは事実であり、テレ朝だけでなく業界全体で極めて慎重に扱われているテーマだ。
実はテレ朝“出禁レベル”と言われるのはウッチャンだけではない
テレビ朝日は、ウッチャン以外にも 大物芸人が出演しない局 として知られる。それが、
- 松本人志
- 明石家さんま
の2人である。
松本人志がテレ朝に出ない理由（本人談）
松本人志自身が『ワイドナショー』で “テレ朝に出禁” と自嘲気味に語っている。
理由としては、
吉本の上層部とテレ朝上層部が揉めた
ことが背景にあると明かした。
話の流れとしては、
“ダウンタウンを出さへんぞ”
“いらんわ”
という応酬があった、と本人が語っている。
これは芸能界でも有名な話だ。
明石家さんまがテレ朝に出ない理由
さんまの場合は、ある番組収録中に、野村克也監督夫人・野村沙知代さんとのやり取りがきっかけだったとされる。
沙知代さんの機嫌を損ねてしまい、
番組プロデューサーが さんまに謝罪を指示 したことにさんまが激怒。
「もうテレビ朝日の番組には出ない」
となり、それ以来ほぼ出演していない。
【まとめ】ウッチャン“出禁説”の背景はあくまで過去の騒動と関係悪化
ウッチャン（内村光良）がテレ朝に出演しない理由は、
- 徳永有美アナとの関係をめぐる業界騒動
- 当時のテレ朝との関係悪化
- その後の“タブー化”
といった複数の要素が重なっていると考えられる。
公式に“出禁”と明言されているわけではないが、テレビ朝日だけ長年出演がない状況を見る限り、“不仲”や“距離感”は依然として存在しているように見える。
もっとも、各局が独自色を出すことは視聴者にとっても悪いことではない。
むしろ、どの局も同じタレントばかりになるよりは、個性があって良いのかもしれない。
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