2019年1月から3月まで東京MXで放送された『欲望の塊』という番組が1台のランボルギーニ車を巡って今、大きな注目を集めています。
その番組の内容は数名のホストが参加してゲームを行い、優勝したホストに対して賞品として2000万円相当の高級車であるランボルギーニが送られるというものでした。
しかし、その賞品であるはずのランボルギーニ車が優勝したホストに対して1年経っても届かないことから問題となり『ランボルギーニ事件』として多くのワイドショーで取り上げられることとなりました。
今回はこのランボルギーニ事件とはなにかについてまとめました。
ランボルギーニ事件は未譲渡だけで終わらない・・担当者の自殺で事件は意外な方向へ
東京MX側は、『欲望の塊』はテレビ局制作ではなく番組制作会社が行っており、現在担当者と連絡がつかない状態になっていると説明したことから問題となり『ランボルギーニ詐欺事件』とも呼ばれるようになりました。
しかも、さらに問題なことに、このランボルギーニ車の賞品は番組参加者からお金を集めて購入することになっていたといいますから、本当にこのまま賞品が譲渡されないとなれば『詐欺』に当たる可能性も出て来ます。
ゲームで優勝したホストはツイッターなどで番組の賞品(2000万円相当のランボルギーニ車)が譲渡されない、担当者が話をはぐらかした上に連絡がつかなくなったと訴えており、刑事事件としての告訴も視野に入れていたといいます。
しかしながら、このランボルギーニ事件は2020年1月27日に担当者が『迷惑をかけた』というメモを残して練炭自殺してしまう、という単なる賞品の未譲渡問題では終わらない大事件へと発展してしまいました。
完全にテレビ業界の闇って感じがしますよね。
出演者からお金を集める『欲望の塊』の番組内容は賭博という声も
問題は、それだけではありませんでした。ある有識者によると番組の中で出演者から150万円ずつのお金を集めて、ゲームで2000万円ものランボルギーニ車を賞品獲得を競わせるという内容について『賭博』に当るのではないか?という声も出ているといいます。
もはや、それどころでは無い事態にまでなってしまったランボルギーニ事件ですが、完全にテレビ業界の闇が露呈していますね。
優勝してランボルギーニを貰うつもり満々だったホストの方からすれば、お金を取られた上に賞品ももらえず、もし貰っても賭博と言われ最終的には担当者が自殺してしまうという大事件にまで巻き込まれた形となり散々な心持ちでしょう。
ランボルギーニ詐欺事件の発端となった『欲望の塊』が現在もYoutubeで見れる驚き
驚いたことに、ランボルギーニ問題が表ざたとなり騒がれている現在でも、Youtubeの『欲望の塊公式チャンネル』で同番組を視聴することが可能です。
しかし、恐らく自殺者まで出た『ランボルギーニ事件』が起こってしまった以上この動画も直ぐに削除されるものと思われますので、気になる方は今の内にどうぞ。
それにしても、問題の番組『欲望の塊』の司会進行が以前淫行問題によってテレビ業界から10年以上もの間干されていた山本圭一さんだったというのは何かの因縁でしょうか・・・。
ランボルギーニ事件が担当者の自殺で急展開!まとめ
もし、本当に最初からランボルギーニをプレゼントする気がないのであれば、いずれバレることをなぜあえてしたのか?
参加者から集めたお金は今どこにあるのか?
もし、テレビ制作会社が資金繰りにあてて動きが取れなくなってしまった結果、担当者が責任を取って自殺したとなればそれこそテレビ業界の闇の深さを感じてしまう事件としか言いようがありません。
他人事のような態度をとるTOKYO MXにも不信感を感じます。
ランボルギーニ事件の担当者が自殺したことについてのツイッターの反応
この件については、番組に参加したホスト達は全く非はありません。
自殺者が出たことで、ランボルギーニを催促していたホストのSNSアカウントに非難するようなリプライが多く寄せられているとのことですが、そういう人はあまり深くこの件の本質を理解していない人達ではないでしょうか?
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